潤徳日記

 11月の中旬に本校では「授業研修期間」を設けております。この期間を利用し、同じ教科はもちろんのこと他教科の授業も見学し、授業力を磨くこととしております。この期間に今年度から第三者機関の方に授業診断も行なっていただくことにしました。講師は全国の小学校・中学校・高等学校で10数年に渡り授業診断を行なっている方で、翌週には関西の学校にいかれるとのことでした。

 講師の先生は、本校の教員4~5名とともに授業の最初から最後まで見学、その後には見学した教員とともに講評会を持ち、最後は授業担当者と個別面談を行なっていただきました。授業診断を受けた教員はもちろんのこと見学した教員も、生徒の学力を上げられる授業とはどういうものなのか、生徒とラポールを築き対話するために必要なことは何なのか、などなど多くの気づきをいただきました。

 また、本校の生徒たちの授業を受ける真摯な態度や節度ある振る舞いを褒めていただきました。生徒たちの助けによって授業の質が更に向上していることを改めて認識いたしました。生徒たちはもちろんのこと保護者の皆様に心から感謝いたします。

 これからも私たち教員は研鑽を積み、授業力を向上させ、生徒の学力向上に貢献していきたいと考えております。そして、教科・科目の学力を向上させ、教養を深めることで、生徒たちが自分自身と向き合い自らの適性を見極め、将来の進路を選び抜く力を育ててまいります。