潤徳日記

 8月も本日で終わり、本校では明日から2学期がはじまります。今年は猛暑の夏休みでしたが、8月4日には特別進学コース1年生のコース行事『キャリアインタビュー』が行なわれました。この行事では、20代から50代の働いている女性(ゲスト)をお招きし、生徒4~5人のグループで、それぞれのゲストに生まれた時から現在までをインタビューし、グループでまとめ、発表を行ないます。そして、自分自身の将来について考え、まとめるのが夏休みの宿題となります。

 私はゲストの皆様とは事前打ち合わせで来校された際にお目にかかります。職業も年齢も様々ですが、現在の仕事に誇りをもち、短期・長期にそれぞれ目標を持ち、充実した日々を過ごされています。この打ち合わせは、私自身の振り返りの場となり、次の目標を考える貴重な時間となっております。

 昨年の生徒の感想の中に、「はじめから無理と考えてしまうのはいけないと思いました。夢に向かって一歩でも近づこうと努力したら叶うのだと知りました。」というのがありました。この感想を読み、「それは、大変ですね。」とか、「ちょっと無理かな。」と生徒たちに話してしまっていることに反省しました。生徒たちの将来の希望に「高校時代はこんなことをしたらいいのでは。」と話せるようになりたいと思いました。そのためには、様々な職業のゲストのお話しを伺い、知識を広げ続けていきたいと考えております。

 宿題は明日の始業式に提出されます。生徒たちがどんな将来を考えているのか、とても楽しみにしています。