潤徳日記

2022年も数日となりましたが、本校でも24日に終業式が行われ冬休みとなりました。2学期を振り返りますと、9月に体育祭が2年ぶりに復活し、11月には生徒会本部役員より提出された「スラックス導入の要望」が職員会議を通過し、今後の制服アイテムとしてのスラックス導入が本格的に始動いたします。この2つの事柄は本校の自治活動に新たな歴史を築いてくれました。生徒たちを誇らしく思っております。

私は30代の前半に「生徒会チーフ」という立場で当時の生徒会本部役員の生徒たちとともに行事やクラブ活動の活発化、日々の学校生活がより楽しく充実させるためには何をすべきか等を考え、生徒たちと行動しておりました。そのような中である年度の生徒会長が「PTA役員の方々と交流を持ちたい」と希望し、その希望をPTA役員の皆様が快くお受けして下さいました。土曜日の午後にその交流は実現しました。本部役員の生徒たちは制服の改定を要望するために、保護者の立場からの意見をお聞きし要望書に盛り込みたいと考えての交流でした。生徒たちはカラフルな色使いのかわいらしい制服を望んでいたようですが、PTA役員の方々から「葬儀等に参列するときもあるし、厳粛な式典等にも相応しいものであってほしい」等が話され、考えを改めました。その他にも校則の必要性等や授業を大切にすることの重要性等もお話し下さいました。この交流を境に生徒たちの自治活動に対する意識が向上し活動も活発化しました。意見を交わすことの意義を実感できる素晴らしい経験でした。

そして、私自身は年長の立場として相手を思いやりながら率直な意見を述べる大切さや責任を学ばせていただきました。娘は小学校の低学年でしたので、娘と意見を述べ合う経験はありませんでしたが、成長するにつれ、その機会があるたびにこの交流を思い出します。そして、娘の意見を否定も肯定もしないけれど、自分自身の意見や要望を率直に話すようにしてきました。そして、その姿勢は担任として、授業担当者として、クラブ顧問等としても実践してきました。

残念ながら世界を見渡すと、意見がきちんと交わせてないがために不幸な出来事が起こっているのではないかと思われることがあります。2023年は意見を交わす(=話し合い)の大切さが再認識され、コロナを乗り越え、実り多き年になるよう願いながら迎えたいと考えております。