潤徳日記

梅雨も終わり暑い日が続いておりますが、本校では今日が期末試験一週間前となります。

3年生は3月の修学旅行の代替えに27日(月)・28日(火)の一泊二日で大阪に出かけ、昨日はお疲れ休みでしたので25日(土)から五日ぶりの登校となりました。

今月は3日(金)に英語検定、18日(土)~20日(月)に文化祭、そして、27日(月)・28日(火)に3年生校外授業(大阪・USJ)がありました。3年生にとっては忙しい6月でしたが、メリハリをつけ、どの行事も頑張っていました。

今や大学入試では必須となっている英語検定も目指す大学のレベルに応じて妥協することなく受検し、この検定で惜しくも取得できなかった際には、別日のS-CBT受検に申し込んでいる生徒も多数おりました。

文化祭では1・2年生を指導し、それぞれのクラブの伝統を引き継いでくれていました。昨年度の3学期は感染状況が芳しくなく1月中旬よりオンライン授業となりクラブ活動もほとんどできない状況で、4月には新入生を迎えていましたので、物理的に厳しい状況でしたが、それを乗り越え文化祭を迎えることができました。社会状況を鑑み外部からは一家族1名までの入場となりましたが、昨年度は生徒と教職員のみでの文化祭でしたから、一歩前進いたしました。そして、翌週には大阪に出かけておりました。

生徒にとっても教員にとっても久しぶりの宿泊行事(前回の宿泊行事は2019年3月)でしたが、大きなトラブルなく終えられたのも生徒たちのおかげと感謝しております。本校では、新幹線を利用しての校外学習ははじめてのことで飛行機との違いに教員側が戸惑っておりましたが、生徒たちの機転の利かせた行動で乗り切ることができました。感染対策についても一人ひとりが自覚し率先してこちらの指導以上にきめ細かく対応してくれていました。コロナ禍でいろいろなことが変化しましたが、若い生徒たちの柔軟性には教えられることが多く、生徒たちの振る舞いからは明るい未来が想像されます。

一人ひとり体力も興味があることも違いますが、集団生活を通し、人とは違う自分らしさ、そして、価値観の違う他人と繋がることの大切さを感じてもらえた校外学習であったと思いました。これからも行事を復活させ、授業では学べないことを学びより大きく成長し、自分の特性を知り、進学先を選び、大学では自分自身が選び抜いた分野を学び、社会で活躍してほしいと考えております。