潤徳日記

今年も折り返しとなりました。今月は文化祭を復活できたことが大きな収穫でした。保護者をはじめ外部よりの入場をお断りしての文化祭は盛り上がりに欠けるのかなと心配しておりましたが、生徒たちの取り組み状況は良好であり、通常時とは異なる笑顔をみることができました。行事は生徒たちを大きく成長させてくれることを改めて認識いたしました。

今年度は感染対策もあり、第一部は展示を中心に校内で実施し、第二部は6団体の発表を外部のホールを借りて行いました。外部のホールでは座席を一つ開けての着席となりましたが、きちんとルールを守り拍手で感動を表現していました。その節度ある態度も立派でした。

準備の日の朝の集会で教頭先生は本校の生徒の実践目標である3つの心を実践するようにと話しておりましたが、全校生徒が実践し、それにより文化祭が成功に導かれたと思いました。「美しい愛の心・たえず向上する心・たすけ合う心」の3つの心はこのコロナ禍であっても実践されるべき心であり、実践してくれた生徒たちを誇りに思いました。

今後もコロナの状況は心配されますが、行事は復活させる方向に、前向きに柔軟に学校運営を模索していきたいと考えております。このような前向きな思考に導いてくれた生徒たちに心から感謝しております。