潤徳日記

本校は今日、1学期の終業式が行われました。
1学期を振り返りますと、4月は5日の日曜日に入学式のみ実施し、その後は休校となりました。5月はオンライン授業の準備のための登校を経て、オンライン授業を実施しました。6月は分散登校が行われ、7月中旬より全員登校となりました。登校再開後は1時間遅れの始業となり、授業時間を40分とし、下校時刻も早めております。
登校再開後は学校生活も新しい生活様式に移行されました。登校前の検温、マスクを着用しての登校、登校時の手指の消毒、前を向いての昼食、生理用品を除くゴミの持ち帰りなどが感染対策のために行われましたが、今では日常となっております。
大きな変化に最初は戸惑いや苛立ちもありましたが、生徒たちは本校の実践目標である「3つの心=美しい愛の心、たすけ合う心、たえず向上する心」を忘れずに、授業やクラブ活動などの学校生活に真摯に向き合い、頑張っていました。その姿に励まされた教職員も多くいたと感じております。私自身もその一人になります。
そして、時間の制約もありましたが、私は3年生の一部の生徒と面談も実施しました。生徒たちは、COVID-19で変化する社会情勢を冷静に分析し、日々の学校生活をきちんと送りながら卒業後の進路について取り組んでおりました。前向きな生徒たちのパワーに驚くとともに、どのような状況であっても前向きに考える大切さを再認識いたしました。
今後の状況はもちろん心配ではありますが、生徒たちから学んだことを忘れずに、前向きに柔軟に学校運営を模索していければと考えております。