潤徳日記

今日のLHRの時間に、3年生向けに元国連開発計画(UNDP)職員の大崎麻子さんをお招きして講演会が行われました。大崎麻子さんは、UNDP職員として、途上国の女性支援やジェンダー主流化の推進を担当し、世界各地で女子教育、雇用・起業支援、政治参加の促進、紛争復興などのプロジェクトを手がけた、国際協力やジェンダーの専門家です。

今回の講演では、大崎麻子さんが実際に携わった活動や、その過程で感じたことなどを踏まえながら「多様な生き方が可能である現代だからこそ、自分で考えて決断することが何よりも大切である」というお話をしていただきました。また、周りに助けを求めながら確実に現状を打破する力や、様々なことを学ぶ姿勢も大切であるというお言葉もいただきました。

卒業後に様々な道へ進んでいく3年生にとっては、自身の今後について改めて考える良い機会となりました。今回の講演でうかがったことを糧に、5年後、10年後に生徒ひとりひとりが「幸福」と思える生き方をして欲しいと強く願います。