潤徳日記

今週は3年福祉進学、総合進学コースの生物選択者を対象に、本校の理科教員が上野にある国立科学博物館へ引率しました。初めて博物館へ行く生徒も多く、半日と限られた時間のなか興味をもって学習できたと思います。

施設見学にあたり課題を用意し、その中に「ヒトの進化の歴史の中で、直立二足歩行で得た利点と、類人猿との身体の構造を比較しなさい。」とあります。この答えは教科書に記載がありますが、展示物を自らの眼で観察して考えることや最新の研究事例までも紹介されていることから、教科書の枠組みを越えた科学への探求心を育むことも学校教育の重要な役目だと考えています。