潤徳日記

3年生の家庭科総合の授業で「高齢者体験」を行いました。

これは視界が狭くなるゴーグルをかけたり身体に重りをつけたりして、身体の可動範囲に制限を設け、高齢者の方々が普段どのようなことを感じ、私たちがどのような配慮をすべきかを学ぶものです。ゴーグルや重りをつけて歩いた生徒は、「目の前のちょっとした段差も分からなくて怖かった。高齢者の方がゆっくり歩く理由が分かった」と感想を話してくれました。また、車椅子の体験をした生徒は、「普段歩いている時には気づかないくらいの坂道でも、車イスで進むのは大変だった」と話してくれました。

今回の体験を通して、高齢者の方だけでなく、様々な立場の方にどのような配慮をすべきか考え、実行してもらいたいと思います。