潤徳日記

2023年を迎え、順調に登校しての対面での授業が続いていることに感謝しております。私たち教職員はもちろんですが、地元の皆様も生徒たちの楽しそうな登下校の様子を嬉しい気持ちで見守っております。2月には合唱祭の代替え行事のドッヂボール大会、そして、3月には第一学年TGG語学研修、第二学年修学旅行、春休み中には希望者対象のブリティッシュヒルズ語学研修も実施される予定でおります。そして、コロナ前の授業や行事が同じように復活するのではなく、コロナ禍での経験からブラッシュアップされた授業や行事が行われております。

そのような状況の中で、1月22日・23日の2日間渡り、本校では推薦入試が行われました。今年度から美術コースの受験生全員に80分の鉛筆デッサンが課されることになりましたが、混乱もなく終えることができました。受験生の皆さんのご協力等に感謝しております。

受験生の皆さんはこの日のために学習面では得意、不得意に関わらず努力を重ね、健康面にも気を付けながら受験生活を送ってこられたことと思いますので、受け入れる私たちは力を発揮できるよう環境等を整えお迎えしました。この先の人生で本校での受験を思い出し、高校受験の際に頑張れた自分を褒め、次のステップを乗り越える力となってほしいと考えております。そして、受験を終えた現在は一緒に苦楽を共にしたご家族や先生方、クラスメートに感謝の気持ちが湧き上がってくれていることを願っております。周囲の方々に感謝できる人間力は大変な場面を乗り越える際に重要な役目を果たすことになります。

本校の一般選抜受験の3年生の生徒たちも共通テストを終え、私立大学の個別試験を受験しておりますが、受験を通し自分自身と向き合い、将来の目標をモチベーションに、一人ひとりが自分らしく受験に立ち向かっています。今は必死で余裕もないために気付いていないかもしれませんが、その経験は大きな成長をもたらしてくれています。逃げずに最後まで力を尽くしてくれることを願っています。

そして、受験を通し成長し、より立派になられた本校3年生の皆さんには3月の卒業式で、本校を受験された中学3年生の皆さんには4月の入学式で、同じ時間を共有できることを今から楽しみにしております。