潤徳日記

過日、同行援護従業者養成研修が行われました。同行援護従業者とは、視覚に障害のある方が外出される際のサポートをするための資格です。今回の研修では、看護・介護・医療系だけでなく、観光業や教職を目指す生徒も多く参加していました。例年実施している研修ですが、今年は参加希望者がとても多く、2回の日程に分けて実施しなくてはならないほどでした。
実技講習の際に、アイマスクをつけた相手に目的地までの案内をする練習では、「『次の曲がり角』でなく、どのくらいの距離を進むのか、どの向きに曲がるのかを正確に言わないとかえって危険なのだとわかりました」「その時に応じた状況を伝えることの難しさに気づきました」など、相手の立場にあわせた声掛けや視点をあわせることの大切さを感じたそうです。
今回の経験で得たことは、人とコミュニケーションをとる際にとても大切なことです。貴重な経験から得たことを、自身の今後に活かしてほしいと思います。

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