潤徳日記

先週のAグループに続き、今週からはBグループが登校再開です。Bグループの生徒は、オンライン授業期間の後にさらに1週間の在宅学習期間があり、約2か月ぶりの登校となりました。正門では先生方に元気な声であいさつする生徒の姿や、やっと顔を合わせられた友人たちと楽しそうに話をしている姿が見られました。

始業式は、オンライン授業でも使用していたアプリと教室のモニターを使用して開催されました。画面越しに校長先生や生徒会役員の話を聞くということは、生徒たちにとっても教員にとっても新鮮なことでした。「新しい生活様式」の一端をここでも感じることができました。

1,2年生のクラスでは、あらためて担任の挨拶や自己紹介が行われ、3年生はさっそく入試にむけた進路ガイダンスが行われました。どの学年でも『この混乱の中だからこそ自身を律し、綿密な情報収集と学習・受験計画が必要なのだ」という話がありました。

始業式で校長先生より「今までの日常を取り戻すという意識ではなく、新しい生活や仕組みの中で最善を尽くす姿勢が大切です」という言葉がありました。できないことばかりに目を向けるのではなく、今この状態でもできることや、できるようになったことに目を向けて新生活をスタートできると、新たな可能性が見つかるかもしれません。
新しいクラスや新しい友人関係、新しい学習環境と、「新しい」ことづくめのスタートは不安を感じることもあるかもしれません。しかし、生徒のみなさんが新たな目標に向かい、それぞれが最善を尽くせるよう、私たち教職員も努めますので、一緒にこの難を乗りこえていきましょう!