日常ブログ[美術デザインコース]

1年石膏デッサン「マルス」「ブルータス」優秀作品

2019.1.23

こんにちは!

今回は1年生の2枚目の石膏デッサン課題の優秀作品をご紹介します。

この石膏デッサンからは、進路や適性によって木炭か鉛筆をそれぞれ選択して描いていきます。入学して最初の石膏デッサンの「ラボルト」のときは全員が木炭だったので、鉛筆で石膏を描くのは初めてという人もいたかもしれませんね。

「ラボルト」は首像でしたが、今回の課題はどちらも胸像です。首像のときより動きが複雑でしたが、みんなよく食らい付いて描けていたと思います!

 


 

光の当たり方が綺麗で良いですね!体の量感がよくでています。胸はどっしりして、ブルータスが顎を引いている姿勢もよく表現できていると思います。丁寧に観察して仕事していることが伝わってきますが、頭部の追い方が少しかたく見えるので、さらにぐっと手前に出てくるような首の張りや立ち上がりが欲しいところです。(光廣)

 


 

ブルータスの堂々とした雰囲気や、胴体から立ち上がる首の強さが良く描き表せています。炭の濃淡も心地よく使えており、色の移り変わりが丁寧に観察されています。細かいところを見ていくと、反射光の面や側面、まわり込みのところで調子の位置が曖昧になり、形が奥まで繋がっていかない感じがしますので、細部まで描き切り、説明するようにするともっと絵に説得力が出て来ると思います。(山本)

 


 

ただ真横を向いているだけに見えるこの位置で、正面から見た時の複雑な動きを感じさせるのでびっくりしました。ほんの少しの周り込みの角度や全体のプロポーションなどにかなりの注意が必要ですから、この感覚は大事にしていきたいですね。遠くの形や動きに対して手前が少し潰れてしまいました。胸の面の変わり目や肩などの描き込みが形に繋がらなかったのが残念でした。もっと触るようなやり取りで描き起こしてみましょう!(佐藤)

 


 

ブルータスのどっしりとした大きさや量感、見上げ感が出ています。まだ陰の調子が形の密度と結びついていかないところがあるのでそれは今後の課題となりそうですが、あまり部分に固執しすぎず終始全体の光を大切に捉えているためまとまりのある品を感じるデッサンに仕上がっています。とても良い雰囲気で描けていますが雰囲気が良いだけに、左右で目の傾きや頬の出っ張りの違いといった動きや形に若干のズレや違和感を感じさせてしまうところが少々惜しいところです。(河辺)

 


 

お疲れさまでした!皆さん本当にめきめきと上達してきています。

ちょっと上手く描けなかったとか、描き方が分からないなどと気にせず、自信を持ってデッサンと向き合っていって下さいね!