日常ブログ[美術デザインコース]

1年専攻美術Ⅰ 前期課題(デザイン)

2018.8.7

こんにちは!

1年生の専攻美術の授業では、上半期は「絵画」と「デザイン」を2クラスで交互に学んでいきます。デザインの課題は「レタリング」と「スポーツをテーマにした平面構成」でした。

レタリングは、デザインの分野に進みたいと思っている人には必須のスキルです!受験で行う平面構成にも、レタリングが組み込まれている場合がありますね。全ての文字は人の手によって美しくデザインされていますから、それを写し取ることでバランスやかたちについて学んでほしいと思っています。

平面構成のテーマはスポーツでした。今年は例年に比べて少し難しいテーマだったかもしれませんが、皆さん意欲的に取り組んでくれて非常によくできていたと思います!平面構成はざっくり言うと「色」と「かたち」で成り立っていますが、無限に可能性があり、テーマによって良いとされるデザインが変わります。テーマに沿っていて、なおかつ美しいデザインを生み出すには、色の構成にもかたちの構成にもしっかり気を配ることが必要です!仕事の丁寧さ、仕上がりの美しさが評価を大きく左右する点もデザインならではといったところかもしれません。 

 

それでは今回の優秀作品をご紹介します。

 

 


 「名前のレタリング」


 

 

 

 


平面構成「スポーツ」


 

新体操がテーマの平面構成です。人体やリボンのデフォルメが非常にうまくいっており、マットでかわいらしい感じの配色もきれいです。中心にいれた円が画面の中で良い働きをしていると思います。塗りも総合的にはきれいなのですが、よくできているぶんほんの少しの粗が気になってしまいます。せっかく美しい構成に成功しているので、完璧な精度を目指しましょう☆

 



弓道がテーマの平面構成です。伝えたいことが非常に明確で、わかりやすい構成で良いですね!構成の段階で不必要と思われる線をどんどん排除していったのが良かったと思います。塗り方もきれいですね。画面右の広いスペースが少しムラになっているのが非常にもったいないので、広くきれいに塗る技も習得したいところです!

 


 


スケートボードがテーマの平面構成です。明るい色と差し色の無彩色がテーマとよく合って見えます。配色が非常にきいていますね!中央の、画面と水平の線がやや動きを静かにしてしまっている気がするので、少~しナナメに振ってもよかったかもしれませんね。

 

 


 

テニスがテーマの平面構成です。画面内の直線・曲線の配置や差し色の置き方に作者の高いバランス感覚を感じます。色数をかなり絞っていますが、さみしい感じがしないのも配置がうまくいっているからでしょう。全体的にやや厚塗りになってしまっているのが惜しい点ですね。

 


 

 

オリンピックや応援をモチーフとして取り入れた平面構成です。構成や明度計画にかなり時間をかけたことが功を奏して、見所も多く明暗のバランスも見やすい作品になったと思います。塗りの仕事が早いぶん、少し精度にムラがありますね。早く・きれいにを目指していきましょう ☆

 


 

アイススケートがテーマの平面構成です。画面を大きく横切る直線がダイナミックな動きを作り出していますね。粗密の割合がうまくいっていて、見せ場がわかりやすい構成だと思います。色の選び方もきれいですが、まだ配置がやや不安定な印象も受けるので、しっかりと明暗の計画をたてて塗る習慣づけをしましょう☆

 


 

1年生最初の専攻課題、お疲れ様でした!

みなさんが今後どんな分野に進んでいくかわかりませんが、デザインで学んだこともこれからの美術生活に生きていくといいなと思っています。デザイン課題をやっていた人は、次の課題は絵画です。この調子で張り切っていきましょう!!