日常ブログ[美術デザインコース]

1年生 石膏デッサン「ラボルト」優秀作品

2018.6.7

こんにちは!

1年生の初課題は石膏デッサン「ラボルト」でした!

 

なぜ高校でデッサンをしなければ行けないのかというと、表現力を身につける為です。

基礎力なくして表現は生まれません!将来皆さんがより良い制作が出来るよう私達教員も精一杯指導していきます。その第一歩としての「ラボルト」ですが、皆さんとても集中出来ていたと思います。

初めての事だらけの中で対象にしっかり食いつき、集中力を切らさなかった人が沢山いました。最後にはグーンと全体のクオリティが上がってきました。

 

その中で何点か優秀作品をご紹介します。

 

 


 

構図や印象など、石膏デッサンの基礎となる部分を押さえて描き上げることができました。全体的に見やすく、安心感があります。石膏の白さを意識できていますが、明るい箇所のトーンが似てしまったので、影に使う色に深みが出て来ると良いですね。(野口)

 

 


 

光を受ける側と影の中の反射光が描かれているので、ラボルトの持つ頭部の量感が良く表されています。全体的に素直に像の印象を捉えられています。頭部全体の大きさに対して目が若干小さい感じがします。目鼻口を描くとどうしてもそれぞれの部分で描き進めて比率が合わなくなってしまいがちなので、大きな塊の中の付属物である事を念頭に置いて、目頭から落ちる影などの大まかな陰影から描き進め、形をあわせていくようにしましょう。(山本)

 

 


 

石膏正面からの光源を意識してうまく進めています。やや大きすぎて窮屈な構図になったもののラボルトの量感はしっかり感じさせてくれます。光が当たる側の観察は丁寧に描き込めてきて良いですが少しつめきれずに終わってしまった影側の後頭部の曖昧さがもったいないですね。(河邊)

 

 


 

実在感をうまく引き出せていますね!炭のやりとりの中から形や重さ、光や質感などが出て、厚みのあるデッサンになったと思います。プロポーションの点で印象がかなり外れてしまったので、より気持ち良く描くために、プロポーションを序盤にしっかりとおさえていきたいですね!(佐藤)

 

 


 

調子がとてもきれいですね。根気強くやりとりを進めていったことで自然で見やすい調子が作れています。ただ、少しぼんやりしているとも言える部分もあるので、場所によってかっちりした石膏像の質感を感じさせるところや、手で触れそうな抵抗感を出していければさらに説得力のあるデッサンになると思います。(光廣)

 


 

石膏像の白さが伝わって来る描き方ですね。繊細な明るい色味の中でこれだけの色幅を作れているのは良いことです。横向きの像は比較的描きやすいのですが、正面側、裏側もしっかり意識して描いていく事が大切です。描き出しの段階から正面、側面の向きの違いを捉えていかないと最後まで構造感の弱いデッサンになってしまいます。面を意識する事と面の向きに沿って調子を置いていく事はデッサンの基礎となるポイントです。(山本)

 

 


 

モチーフの物質としての実在感を感じるデッサンです。顔に対して頭部の大きさがやや小さいなど形のバランスは少し違いますがこの位置からのラボルトらしい印象はよく出せていると思います。向かって左側の首と後頭部の回り込みをもう少し意識できればさらに空間が出そうです。像の印象が良くなればなるほど構図が左に寄ってしまったのが悔やまれますね。(河邊)

 

 


 

お疲れ様でした!

最初のデッサン課題、初めての木炭デッサンという人も多い中、それぞれ意欲的に取り組めたのではないかと思います!

この調子で次の課題も納得いく作品にしましょう☆