日常ブログ[美術デザインコース]

1年デッサン課題「ビンと煮干し」優秀作品

2018.4.2

こんにちは!

1年生最後のデッサン課題は「ビンと煮干し」でした。今回は灰色の紙を使い、出せる色が白黒であれば描画材は自由というデッサンだったので、普段と勝手が違うように感じた人もいたかもしれませんね。

陰も光も描き込む必要があったので、意識して観察することを学べたのではないかと思います!

それでは今回の優秀作品をご紹介します。


繊細な調子と細かい描写で仕上げる事ができました。物の質感や構造にはとてもよく迫れていますが、地面の張りがやや弱い印象があります。状況設定とモチーフを引き立てる意味でも台の面がしっかり張って見えることがとても大事です。そのためには、床面の濃淡の対比を弱めにし、グレートーンで均一な面を影の辺りに置き、ビンの光り方に対してもう少し柔らかい描き方をすれば、モチーフの質感との違いも出て見やすくなると思います。さらに床面の向きに対して影の調子で方向性を示すと面の向きも分かりやすくなり良いでしょう。(山本)


白コンテを上手く使い、独特のコントラストで質感表現が出来ました。ビンに至っては堅さや重さが伝わって来ますね!それに比べると床面や、手前にあるはずの目刺しの主張が弱いですね。良く観察して、良く描き込んで、最終的には全体の調子の調整が出来て来ると、魅力を活かしながら、まとまりのいいデッサンになりますよ!(佐藤)


完成度の高いデッサンです。モチーフの形態感も印象を外さずばっちり捉えています。形のアウトラインには強い線を引けていますが、ウロコ等の表面の谷に入り込んでいく暗さが置けていないので、細かい凹凸が見えてきません。強い光が当たれば濃い影が必要になりますが、細部の描写に迫る段階では点を打って描いていくような強い黒を置くタッチも必要になってきます。そのあたりを詰めて観察し描いていくことで、より細密な描写に近づいていきます。床面が少しでこぼこして見えるので、直線を重ねて面を作り、もう少し安定感のある台の面を描いておくと良いでしょう。(山本)


積極的に描き進めていく姿勢がいいです。特にモチーフに関しては粘り強くよく迫れています。構成に関しては画面下側のモチーフの配置などでもう少し緊張感を演出できればさらに良かったのと、モチーフが置かれている設置の状況や床のつながりについてももう少し気をつかっていきたいところです。一定の描き込み量は評価したいですが、この仕事量に対してさらに観察量も増やしていければデッサンとしての正確さや説得力が一層増すでしょう。(河邊)


描き進めるにつれ、モチーフ同士に関係性が出て来ましたね。奥行きが掴めそうなとこまで来ました!調子の丁寧さに比べると、精度が欠けている点が目立ってしまった印象です。ビンのやや歪んだフォルムや手前奥のメザシの遠近等、微々たるところかもしれませんが冷静につぶしていかなければならない狂いです。しっかり抑えていきたいですね!(佐藤)


繊細な調子がきれいですね。モチーフが床に置かれている感じもあまり違和感なく見えますし、物同士の関係性なども出て来ています。まだ少し弱いまま終わってしまっている印象があるので、この調子でもっと元気よく描き込みを進め、さらなる重みや存在感を表現していきたいところです。描き出しのときから最終地点のイメージを持って、足したり引いたりといった濃淡のやりとりを増やしていくことで画面に厚みが出ていくと思いますよ!(光廣)


シンプルな構成ですが、佇まいや雰囲気が感じられます。奥行きを表現したモチーフの置き方に対して床面の繋がりが弱いため、余白の部分が少し寂しい印象になってしまいました。距離感を意識しながらも、それぞれのモチーフを観察してバランス良く描写をするという進め方は良かったですね。黒コンテの馴染みが弱いため、繊細なグレートーンが見づらくなってしまった部分があるので、早い段階から積極的に黒を表現する画材を使っていけると良かったですね。(野口)


お疲れ様でした!

高校に入学しての一年間、どうでしたか?

もしかしたら自覚はないかもしれませんが、皆さんはこの一年で驚くほど成長しています。

いろいろなことを吸収しやすい時期です。また気持ちを新たにし、二年生ではさらに自分の得意なことや足りない部分と向き合っていきましょう!